書籍・雑誌

人間失格

恥ずかしながら、21歳の夏にして初めて 太宰治 の作品を読んだ。

少し前までのボクは古典作品は大勢の人が読んでいて

何かベタな様に感じられ、読む気がしなかった。

いわゆる天の邪鬼でした。

しかし、前回の茂木さん(モジャモジャ先生)同様、著者の容姿に興味が湧き

一番有名な作品「人間失格」を購入。

精読。。。

後悔。。。

いままで太宰を読まなかったことに後悔。。。

なんでしょうね、あの感覚。

「スタンドバイミー」を成人一歩手前で観てしまった様な感覚。。。

まだ一作品しか読んだことがないので、語る資格はないと思いますが、

「人間失格」は読んでいて

何か気だるくて居心地の良い作品だと思いました。

主人公の葉蔵は数々の女の人と関係を持って、それでも恋愛感情は無かった。

シズ子と娘のシゲ子が兎の子と遊ぶのを扉を挟んで覗いていた葉蔵が

「自分という馬鹿者が、この二人のあいだにはいって、いまに二人を滅茶苦茶にするのだ。」

と思い二人から去っていくシーンは、

切なくて愛情のこもった思いだなと、主人公を好きになりました。

太宰が自殺してから発表した作品なので、人気が出るのは当然ですが、

それ以前に読む価値がある作品だと思います。

スイマセン、

関係ない話ですが、有名人が死んでから讃えられる集団心理がボクは好きではありません。

正確にいうと、騒ぎたてるメディアがです。

死ぬ前までは罵詈雑言を並べ、死んでからは「いい人だった」

もう悲しくさえ感じます。

あんたらどっちが本心なん??

話が反れましたが、これから太宰作品を読んでいきたいと思っています。。。

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著者:太宰 治
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